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『ヘブンズ・フラワー』

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いよいよ、8月9日に開幕する「エリザベート」!東宝版10周年という記念すべき今年、ついに「エリザベート」で初ブログに挑戦いたします!*2010年11月30日をもって終了しました
石丸幹二さん主演 2010年2月6日~3月4日 公式ブログ公開中  *3月31日をもって終了ました
東宝初登場!石丸幹二『ニュー・ブレイン』 *ブログ終了しました
2011.06.02   [Thursday] 15:36

あ、今さらですが、レミゼトークショーの動画レポ発見しました!
ブログの方にあったんですね。考えてみたらエリザのときもそうでしたね(笑)
爆笑トークショーglam2-7547-155480-4c4129f500o.gifあとで見よう〜♪

2011.06.02   [Thursday] 01:33

レミゼ熱ひかず。

ううっ。なんだか後からもじわじわとひっぱりこまれてしまうのはナゼなんでしょうね。
耳に残ったフレーズがぐるぐる(うろ覚えなのに)

今も感動でいっぱいです。

というのも、たった今まで見てたのが、ずーっと前に録画していた2000年フランス制作のドラマ版。
1時間半×4本です。
舞台見るまでおあずけ!にして半年くらい?(笑)
とりあえず、どんなものかしら見てみよ~。(おもしろいかなー?)くらいのノリで見始めたら、きれい~に4本(6時間!!)がっつり見てしまいました。

バルジャンがジェラール・ドパルデュー氏。
ジャベールはジョン・マルコヴィッチ氏。(これって『仮面の男』の三銃士コンビ?)

フランス映画って独特の雰囲気ありますが、こちらはすごく見やすかったです。惹きこまれた~。
時間経過がちょっと分かりにくかったりするのは、ところどころカットされてるからなのかな?

これを見てみて、バルジャンが倒れた馬車から救出したことでジャベールが正体を悟るわけとか、ようやく舞台のあのセリフの真意が分かった!っていうのも多々ありました。(脱獄=奇跡=馬車からの救出って図式かと思ってた!)
ドラマ化で脚色してるかもしれませんが、出演者さんからかなり原作に忠実、といわれているドラマらしいので、きっとそうなのでしょう。
倍の時間かけて話を追ってるだけあって、ああなるほどこういうニュアンスなのか~っていうのもすぅっと分かって、いやー、勉強になりました。

ある程度、様式化されてるミュージカルとちがって、よりリアルな雰囲気のドラマなので、描かれてる「人間くささ」もリアルで、司教さまはほんとうに神のように浮世離れして見えました。

いろいろいろいろ思ったけれど、さすがに6時間分の感想書き連ねるのは……。ていうか今も感動の波でよくまとまりません。

*   *   *

マルコヴィッチさんのジャベール、酷薄な冷血な、徹底した正義の人ぶりがなんとも言えません!
しまったやっぱりかっこいいじゃないか!(笑)
何があっても、まったくもって動揺の影もないのがすごい。(あのラストの前でさえも。)
見ていて、うーん、このジャベールにあの最後がうまくイメージできないような??と思っていたら、ぜんぜんちがう印象になっていました。
舞台版のジャベールは、自分がガラガラとくずれていってしまったもろさが前面にありましたが、こちらのジャベールは、そういうもろさではないと思う。
覚悟の死、決意の死。
確かに、今まで自分が信じていたものが根本からくつがえったのではあるのでしょう。
ジャベールが最後に部下に残した質問に、とても意味深なものがありました。

長く囚人として生きてきた人間が、心を入れ替えることがあると思うか?
人生のすべてを正義に、法に捧げ、それに身を尽くしてきた人間が、正義に法にのっとって動くことに苦しめられる時が来ると思うか?
犯罪をおかした者を、捕らえるのが正しいか?
助けるのが正しいか?
迷う時が、来ると思うか?

というような言葉。これ、原文の訳で読みたいなぁ。
名言!と思われる言葉が、随所にありました。さすが文豪!でしょうか。

このマルコヴィッチさんのジャベールは、自分は自分として確固としてありながら、あの結末を選択したようでした。
先日、「かたくなな良心に殺される」って形容したのですがそうじゃなく。
決然と、彼の正義にしたがって、自分で自分を裁いたようでした。
今まで、至上のものと信望していた司法の世界で生きるのが、苦しく感じられたのでしょうか。
このシーンは脚色があって、橋の上からの投身ではなく、
自ら持ち出した手錠で自分を後ろ手にし、静かに、ゆっくりと川に身を沈めて行くという覚悟の入水でした。
最後の最後の最後まで、この人は潔く正しい人だったのだなぁ……。
その前、バルジャンがマリウスを助け、コゼットに一目会いに行くのをジャベールが許すところ、さらにそのあと捕らえられた人の事情を聞いて釈放するところでは、バルジャンはジャベールまでも救ったのか、という気配があっただけに、なんとも形容しがたい。

ジェラールさんのバルジャンは、ほんとうに人間くさいバルジャンでした。
英雄化された雰囲気の強い舞台版を観た後だと、ほんとうに、人間だなぁ、と。
悩み、苦しみ、迷い、怒り、でもそれを乗り越えるからこそ尊い。
バルジャンとジャベールの関係も、より密接というか、生涯の好敵手であり、まったく理解し合えないのに最大の理解者。だから必ず(正確に)追いかけてくる。
ジャベールがいることで、バルジャンが支えられていた面もあるのだというのも分かりました。
「ジャン・バルジャン」の名、過去、秘密をすべて知っているのはジャベールだけ。
他のすべての人に隠し通していることを、あの男にだけはバレる心配をしなくていい。あの男だけは知っているから。
ジャベールが亡くなった後、どうして僕に話したのかと詰め寄るマリウスに、すべての秘密をひとりで背負うのは重すぎる、というようなことを言っていて、ああなるほどなぁ……と。
バルジャンとコゼットとの絆もすごーく丁寧に描写されていて、ああこういう親子だったのだなぁと思いました。
お互いにお互いがかけがえのない。
先日見たとき、周りの個性の強さのせいか、どうもコゼットは典型的な「かわいらしいお嬢さん」で、案外さらっときれいにまとまってしまってる印象だったので、だいぶ意識が変わりました。
かわいらしいお嬢さんなのは間違いないのですが、マリウスが「天使に会った!」って言ってた気持ちが分かりました(笑)
人格の良さ、魅力も十分すぎるほど。
コゼット役のヴィルジニー・ルドワイヤンさんが、時にきれい、時にかわいい、時に素朴、でほんっとうにすてきな女優さん!映るたび雰囲気がちがうように感じられて、多面性にはっとさせられます。
以前ロレアルのモデルをされてたようですが、そういえば見たことあるような……。

マリウスは、熱かった!
ラテン系かと思うような熱烈さでした。彼なら禅さんにはれるかも!(なにをはり合わせたいのか。笑)
彼は男爵だったのですね~。そういえば、テナルディエが言ってたのってそういうことだったのかー(←いまさら!)
貧乏学生にしては、上流な結婚式だなぁと思ってたのですが、なっとく
知らないで観てもたのしめるけど、やっぱり、原作・背景は知ってた方がより楽しめるかな。
歴史背景にくわしければもっと意味深く楽しめそうですね。
ドラマ版は当時の囚人(元囚人)への偏見とかも(というか、いろんな種類の偏見について)、前談でかなり描きこまれてるので、自然な流れで分かりはしますが、バルジャンが告白したあとのマリウスがひどすぎっ
舞台でも、えーそこでひいちゃうのか!ってちょっと思ってしまったのですが。
でも舞台はその後のマリウスの仕打ち(?)は出てこないのでまだ。
バルジャンの心境を理解して、そっとしておいたようにもとれたですし。
こちらは、一応花嫁の父だし礼儀は保ってますが(それだけでも紳士的と思うべきなのか)、
うわマリウスいっきにヤなヤツになってくれたよ!てだいぶショックでした。
うーん、主には「元囚人」てとこが問題なのじゃなくて、バルジャンのコゼットへの愛情を敬遠したようにも見えましたが。
まあ、愛しの奥さんがあんなにパパっ子(しかも相思相愛)だったら、避けときたくなるのも理解はできますけども
なもので、最後の和解はほんっとうに良かった。心底良かった。コゼット連れて行ってくれてよかった~

*   *   *

革命シーンもかなり時間を割いて描いていて、痛々しかったです……。
画的な痛々しさより、追い詰められていく心境の痛々しさ。
そうだよね、1日で陥落と入っても、どれだけ長い1日だったことか……。
バリケードも、舞台のバリケードはとっても頼もしいけれど、たぶん実情はこうなのだろうなぁという、大きな土嚢の石畳&寄せ集め版のようなバリケード。
1万対80名強で孤立。
物資もない、味方もない、増えるのは死傷者ばかり。革命家たちはそれで心が折れはしないけれど、着々と絶望の気配ただよいはじめる戦況は痛々しい。
しかしアンジョルラスを中心とした革命家メンバーはそれほど描きこまれてなかったので、むむこの方々の個性をちゃんと知るにはやはり原作読むべきか?と思ったとこでありました。

テナルディエ夫妻は終始一貫、業突く張りのこまった人たちで、筋金入りの悪党
かわいさのカケラもあったもんじゃありません。
駒田さんも森さんもそんなことしないもん!(そりゃそうでしょー)
いやー、逆に舞台化するとき、よくあんな愛嬌たっぷりにできたなぁと。すばらしい。

ガブローシュ、彼は不思議な子でした。
初登場で、コゼット10歳前後、ガブローシュ15歳前後?(見た目で)
成長後、コゼット18歳前後、ガブローシュ15歳前後?
えええっ!!少年、変わってないよ!
彼は天使だったのかもしれません……

*   *   *

ところでこの脚本で、「(バルジャンは)彼らをレ・ミゼラブル=哀れな人々と呼んでいた」という訳をしていて、そういう訳もありなのか~と思いました。
悲哀、みじめさ、みたいな意味合いでとっていたけれど、「人々」となるとまた意味深な……。それをタイトルに置き換えるといろんなニュアンスにとれるような。訳の仕方っていろいろで、難しいけれどそのぶん面白いですね。

さて。
原作読むのとは少し違いますが、それに近いものを知れて、
ああそういうことだったのか~~!!というのも多々あり、少しレミゼへの理解を深められた気がします。
これでもう一回舞台見たらまた印象がちがいそう!
といっても、それはやっぱりしばらく先になってしまうかな
うーん、気を紛らわすのにも、やっぱり原作読もうかな。

さいごに。拍手のお礼、ため込んでいてすみません(汗)また後日、あらためて。


2011.6.28
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